3つの宝を敬いなさい。3つとは仏・仏法・僧である。それは生きるものの最後の拠り所であり、この世の究極の規範である。いつでも、だれでも、この法理を尊ぶものだ。根っからの悪人はほとんどいない。よく教えれば、みんなまともになる。仏法以外に、曲がった心を直せるものがあろうだろうか。

これが十七条の憲法の第二条のだいたいの意味。仏教かどうかは別にして、時代や場所に左右されない、人間社会の根本的価値ってのはあるべきだと思っている。今の世の中、民主主義ってことばっか言われるようだが、根っこにそういうものがないと、危ないような気がしている。

歴史の大きな間違いって、たぶん、そこにも問題があったんじゃじゃねーかなぁ。そういう意味で、この条文は今でも生きていると思うなぁ。