1月16日<仕事>

今日は

今日は「藪入り」。昔の奉公人は、今日と7月16日の2日しか休みがなかったらしい。今の労働法制からしたらとんでもねー話しなんだろうが、当時はそれが常識だったろうかんなぁ。

もっとも、奉公と労働が同じかって言われれば違うようなところもあって、「仕事を教えてもらうために他家で修行する」ってのが奉公で、「自分の生活のために行動する」って労働とは違ったらしいかんなぁ。日本の近代の発展は、この奉公の感覚の上に労働が乗っかたんで、上手く回ったって見解もあったなぁ。

モノの見方の違いなのか、目的の違いなのかオレには良く分からないが、少なくとも、「自分で考えて判断して行動する」ってのが基盤にねーと、仕事ってのは苦役にしかなんねーんだろうなぁ。

Posted by 拓人