10月25日<相手>

今日は

ゲルニカって絵があるよなぁ。ゲルニカってのは戦争で爆撃を受けた都市の名前で、ピカソがその悲惨さを描いて反戦のシンボルにもなっている。

傷つけ合うこと自体が良くないとは思うんだが、戦士同士が戦うってんだったら、当事者にその意識があるからまだ分かる。でも、都市爆撃っていうのは戦う意思がない市民を相手にするってことだから、戦いって範疇に入らないと思うんだよなぁ。

こんなことって許されていいんかねぇ。確かに、戦争の形態が、局部的な戦いから国家総力戦みたいになっちまって、国対国の争いだから相手国民を爆撃してもいいんだってのが理屈かもしんねーが、どっかおかしいよなぁ。

今日は、ゲルニカを書いたピカソが生まれた日。本当はこんな絵は描きたくなかっただろうなぁ。

Posted by 拓人