3月28日＜アイデンティティ＞
明治9年の今日、廃刀令が出て刀を持つことが禁止された。
まぁ、刀ってのは武器だから持つことを禁止するってんは分かるんだが、武士にとってはアイデンティティの一部だろうかんなぁ。暫くの間は隠し持ったり、不満が高じて反乱に繋がったらしい。
士農工商の身分制を壊す上からも、そのアイデンティティを奪うことが必要だったんだろうが、奪われる方からすれば「はい、そうですか。」って訳にはいかねーかんなぁ。やっぱ、時代の変わり目には、こういう軋轢っていうか無理っていうんが必要なんだろうなぁ。
そういう点からいうと、今はどうなんだろうなぁ。オレの勘違いかもしんねーが、アイデンテイティを見失ってる奴が増えて、それが却っていろんな病に繋がってるように見えるんだけどなぁ。